
アストロスケールの第二世代ドッキングプレートがSpaceX社のTransporter 12ミッションにて打ち上がりました。
民間企業によるドッキングプレートの搭載と打ち上げは、持続可能で責任ある宇宙のエコシステムを確立するというアストロスケールのビジョンの実現に向けたマイルストーンとなります。
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長兼CEO 岡田光信)の英国子会社であるAstroscale Ltd.(以下、アストロスケール英国)はこの度、第二世代ドッキングプレートが初めて宇宙空間に打ち上がったことをご報告いたします。ドッキングプレートはSpaceXのライドシェアミッション、Transporter 12にて2025年1月14日に打ち上がりました。
アストロスケールの第二世代ドッキングプレートはAstro Digital社の衛星バスCorvus-XLに搭載されました。これは国際的なベスト・プラクティスや衛星寿命終了後のガイドラインに沿った、責任ある衛星の運用を可能にする前向きなことです。
ドッキングプレートは簡単に取り付けられるよう軽量でコンパクトなデザインで、様々な衛星の捕獲方法に柔軟に対応することが可能です。アストロスケールのミッションELSA-dやADRAS-Jにも搭載されており、ドッキングプレートは宇宙での運用実績があるだけでなく、放射線試験、紫外線試験、振動・衝撃試験などの厳しい品質試験を通過しています。低コストでプロダクション準備が整っているソリューションとして、長期間の運用が計画されている衛星に適した耐久性の高い商品です。幅広い衛星プラットフォームに搭載可能であり、信頼性の高い強磁性のプレートが安全な捕獲を保証します。
科学探査や商業活動、国際協力のために、宇宙環境の保全というグローバルな課題解決に向けてアストロスケールは今後もミッションを進めていく次第です。
第二世代ドッキングプレートについてご興味がある方はwww.astroscale.comをご覧いただくかsalesDP@astroscale.comにご連絡ください。
